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(古くなる知識の勉強について)
素晴らしい質問です。変化が激しい分野はつらいですよね。私は基本的に、出来るだけ長く生きる知識に関連した仕事をしようと心がけています。どうしても、古くなりそうな知識を学ぶときには「学び方を含めて学ぶ」… https://twitter.com/i/web/status/948916437032214528

なお、こちらも合わせてお読みください。
http://www.hyuki.com/kokoro/#fuan

「古くならない知識を仕事にする」について補足します。たとえば私は個別のアプリの本は出さず、プログラミング言語の本を出すようにしています。アプリよりは言語の方が長生きだからです(最近はそうでもないかも…)。数学の本は(分野にもよりますが)数年で古くなることは少ないのでいいですね。

「学び方を含めて学ぶ」について補足します。知識を身につけるときに、知識だけを身につけると、それが古くなったら使えなくなりますね。でも、知識を身につけながら、その身につけ方も合わせて学ぶなら、知識が古くなっても全てが無になるわけではありません。

ソフトの喩えで言うならば、ソフトをインストールするだけではなく、バージョンアップの方法も合わせて学ぶみたいなもんですね。

それは #メタ な学び方ともいえますし、少し抽象化して知識を身につけるともいえます。機械学習でいう汎化能力にも似ています。それは、賞味期限が短い知識に限らず、自分の学びを加速させる方法でもあります。

他の人に何かを聞くときにも、それを心がけているのは悪くないですね。つまり「〇〇は〇〇ですか?」と尋ねるだけではなく、「〇〇をあなたはどうやって知りましたか?」のように尋ねるということ(それが自分に有効かどうかは判断が要りますけど…)。

先ほどの、
http://www.hyuki.com/kokoro/#fuan
でも書きましたが、実は時代に追いつくのが大変なのは自分だけではないという視点も大事です。つまりそこに飯のタネがあるからですね。

もう一つ意識したいのは「知識をストックしようとすると破綻する」という点。大事なのは「新鮮なフローの中に自分の身を置く」こと。そしてそのフローから、自分の今に有効なものや必要なものを選り分ける力を養うことだと思います。自分がしっかり持つべきなのは知識ではなく「見分ける目」なのです。

ではどうやったら「見分ける目」を養えるか。それは一人一人違うでしょうね。だってその目こそ、各人の個性になるわけですから。これがいい、これがわるい、これは新しい、これは古い…その感覚は価値観に密着しています。

みもふたもない話ですが、人は求めるものを手に入れます。知識を求める人は知識を得ます。目を求める人は目を得ます。こわいのは、自分が本当に求めているものを人は手に入れてしまうということなのですが…話がそれてしまったので続きはまたいつか。

ちなみに、こういう話、結城は大好きです。自分なりにではありますが、いつも考えています。学び方、伝え方、教え方、読み方、書き方…それらは「結城メルマガ」の大事なテーマなのです。今回の連ツイも、加筆修正ののちに結城メルマガの読み物にな… https://twitter.com/i/web/status/948923679521390593

2018-01-04 (Thu) 22:58:03