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質問に対する答え方の技法二つ。一つは相手に「その質問はこういう意味ですか?」と尋ね返してから答えるもの。もう一つは自分で「いまのはこういう質問であるとして答えます」と言って答えるもの。前者は質問者とのチャネルが太く、かつ質問者のスキルが高いときに有効。後者はそうでないときに有効。

いずれの技法でも、解答者は質問が明確になった状態で答えた姿になるので、解答者が何をやっているのかが明確になる。記録に残したとしても価値が高まる。

先ほどの技法のうち後者(自分で質問を定義して答える)は、敵対的な質問を受けたときにも使える。

ちなみに、質問するときに「イエスかノーかでお答えください」というのは、あまり賢明ではないことが多い。詰問調になりがちだし、「私は前提条件を聞く気は無い」という意志があるようにも聞こえるから。詰問を意図しているならば別。

きちんとした質問と回答のやりとりが成り立つためには、ある程度、互いの理解や信頼が必要になります。答えがまったく信頼できない人に質問をする意味は少ないものですし、回答をする意味も少ないものですから。詰問や糾弾は別の話。

あげ足を取る態度や、言質を取る態度や、言葉尻をつかまえる態度があると、質問と回答はぎこちなくなったり過度に防御的・攻撃的になったりします。本人にその意図がなくても言葉遣い一つで疑心暗鬼になることもありますので、なかなか難しいですね。

「それはどういう意味?」と聞き返すだけのことでも、相手と状況によってはチャネルが壊れてしまうことがあります。議論し合う研究者同士と、生まれて初めて先生に質問に来た小学生とは違います。

>質問に対する答え方の技法を二つほど

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2016-11-09 (Wed) 11:04:55