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先日某氏と会う機会があってブレスト的な話をした。その際に許可をとって録音をしてみた。さっきその一部を聞き返してみたところ、なかなかよかった。議事メモに書かれないちょっとした脇道の話とか、それに引きずられて引き出される記憶とか、そういうのが再現されるから。

音よりも文字の方が効率的に情報を得ることができるとよく思っていたけれど、実は音を解した方がある種の思考にはいいのかもしれない。「人と話す」というプリミティブな形の情報交換は、読み書きとは別の刺激となるな(あたりまえだ)。

対話に絡んだ文章をよく書くけれど、それは本来的な意味での対話ではなくて対話をエミュレートしているわけだ。実際の対話は(録音を聞いてわかるけれど)ずっと断片的で、間も大きい。そして、かなりのエラーを含みつつも、近似的な情報を使ってどんどん前に何かを進めていく。

講演の録音を自分で文字起こしするのと、対話の録音を聞いているのとでは明らかに違いがある。やはりそれは他者の有無が聞いているんだろうな。

2016-11-03 (Thu) 23:00:16