[rentwi.hyuki.net]

仕事の値段はどう決まるのか。
という話。

そもそも、資本主義社会においては、値段というものは市場が決めることになっています。つまり、何かを得る人がいて、買う人がいて、合意が成り立ったなら「ディール!」として売買成立、そのときに価格は決まる。

そこで決まった価格は、暫定的な「相場」にはなるけれど、次の売買はゼロリセットが基本。相場に従うもよし、全く無視するもよし。Δtでの価格設定をするのは新たな相場なのである。

価格に対してなんらかの権威や、セオリーを求める人は多いけれど、それは、いささか御門違い…だと思う。価格は、その時点での売り手と買い手が決める一つの合意に過ぎない。…ですよね?

結城は経済や相場や株式には疎いので手を出さないようにしているけれど、わかっていることはいろいろある。例えばこれはお金をたくさん持っている人に有利なゲームであるということ。あるいはまた、儲ける人は相場が上がっても下がっても儲けるということ(つまり変化がすべて儲けに変わる人がいる)。

それから、いわゆるビギナーズラックを過大評価して、身を持ち崩す人も多くいること。多くの部分で情報戦になるけれど、一般人には回ってこない重要な情報があることも、容易に想像がつく。それは、もしも自分が多くのお金と情報を握ったら、何をするかを想像すればわかる。

なので、素人はFXをはじめとするトレーディングはやるもんじゃない、と思っている。もちろん私もやってない。リスクなしで、ゲインはないのである。

金融機関は必ず聞く。あなたが使うこのお金は「余剰金ですか?」と。表現は回りくどいけど、要するに、「このお金は、もしかしたら、明日なくなるけど、大丈夫だよね?」と聞いているのである。ああ、こわいこわい。ちゃんと約款読もうね。

うなるほどお金があって、退屈でしょうがないひとならいいけど、なけなしのお金や、これで最後の退職金とか、よく知らない金融につっこむものじゃないよ。2ちゃんねるなど見てると、命がけの悲劇が沢山あるよ。月曜日に電車止まる理由の何割かは金融にあるよ。

配偶者に内緒でハンコ持ち出したり、自分の裁量外のお金を動かしてはいけないよ。人生が一瞬で暗転するよ。時間は、時間だけは戻せない。1時間前の「あの1クリックさえなければ…」という人が、世の中にはたくさんいる。思いとどまってほしい。無茶な賭けをしないでほしい。お願いだから。

人生はお金ではないけれど、お金で人生を狂わす人は多いよ。大きなこと、大きな賭け事、大きな相場、大きな何か。あなたがそれをいま、やらなければならない!と思ったら、それは危険だよ。お金持ちはそんなに切羽詰まった賭けはしないから。勝つ人は、なんとなく勝つ。負ける人は必死で負ける。

先日会った資産家もそう言っていた。相場が上がっても儲かる。下がっても損はしない。資産家はそういう張り方をしている。そもそも、元手が違うから、相場に「賭ける」という感覚がないらしい。様子を見る、みたいに張っている。そんなことできるのは、資産家しかいない。

このツイートは、あるギャンブラー向けに書いている。自分が「失っても少しも苦しくない」分だけ賭けてほしい…と願いつつ。(了)

2015-12-07 (Mon) 17:53:44