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質問(改善の方法がわからない)

ものすごく一般的な話なので、それで「改善の仕方」と言われてもちょっとわからないです…「丁寧にやると、時間が足りない」のだとしても、改善することと、丁寧にやることはイコールじゃないですよね?

#結城浩に聞いてみよう
https://ask.hyuki.net/q/20200629171855 https://t.co/dtYzV2hR1Y

何回もチャンスがあるなら、少しずつ改善するという考え方はあります。スピードを上げるでもいいし、短時間で仕上げる工夫をすることを考えるのもあります。

たとえば私は8年間、メールマガジンの原稿を毎週書いていますが、少しずつ自分のやり方を改善しています。時間を短く、ミスを少なく、品質を上げ、多数の配信プラットホームに対応し、文書を後から再利用できるように…細かい工夫を重ねています。

そのためには、自分がやっている作業内容とそれにかかる時間をよく知ること。自動化できることや、事前準備できることや、他者の力を借りることなどを考える必要があります。そのときには作業者の目ではなく、管理者の目になって自分を吟味します。

無駄なところを見つけたら、それをなくせないか、なくせなくても少なくできないかと考えます。「無理」ということもあるでしょうけれど、よくよく調べると、いろんなところに無駄が見つかります。

たとえばメルマガで最初に目次を書くのですが、いちいち手書きしていたら時間がかかるので、本文からコピペをします。でもすぐに、自動的に抽出するプログラムに置き換えました。これで時間短縮し、気を使う必要もなくなり、ミスも減りました。そうそう、最後の確認も簡略化できました。

noteに掲載するときのハッシュタグも自動生成するようにしました。

アイキャッチをフリー画像サイトからダウンロードして使っていましたが、それも自動化しました。URL指定するだけでダウンロードするようにしました。ついでにタイトルを自動的にがぞうにつけるようにしました。さらにその色も画像から自動的に決めます。画像ソフトを起動すらしなくなりました。改善。

ファイルを探し回る時間が馬鹿にならないので、ディレクトリはきちんと整理してあります。特定の号を探すのが楽なようにファイル名を一貫してつけます。誤ったファイル名になってるものを自動検出します。

こういった改善(結城が #インクリメンタルな環境改善 と呼んでいるものの一種)には時間がかかります。しかし長い時間をかけていくと馬鹿にならない改善につながり、いつのまにか大きな成果につながります。

まとめます。

・自分の作業とその成果物をよく見ましょう。
・誤りを減らす方法、品質を上げる方法、時間を短くする方法を考えましょう。
・改善が積み重なるような仕事の仕方をしましょう。
・一貫性、自動化、継続的な工夫が鍵になります。

がんばってください。

ご質問ありがとうございました😊

2020-06-29 (Mon) 17:21:40