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理由を問うことの大切さについて考えていました。

たとえば何か仕事をしていたとします。自分のやり方に従って作業を進めていると、誰かから「そのやり方よりもこの方がいいよ」と言われたとします。二つの考え方があります。一つは自分のやり方にこだわって、それを続ける。もう一つは自分のやり方にこだわらず、アドバイスに従ってやり方を変える。

ある人は、どこまでも自分のやり方にこだわって、こだわって、こだわり続けてうまくいく。成功する。別の人は、アドバイスを取り入れることで学びを深め、新しいやり方を見つけ、成功する。

ある人は、どこまでも自分のやり方にこだわって、こだわって、こだわり続けて新しいものを取り入れられず、時代についていけず失敗する。べつの人は、アドバイスを取り入れることで新しいやり方を取り入れるが、周りの人の言葉に振り回されて継続できず、失敗する。

要するに、いろんな場合がある。

そんなことを考えていました。

ここには、

ここには、話のトリックがあります。最初に「二つの考え方がある」のところ。自分のやり方にこだわるか否か、という二分法が実は正しくないのではないでしょうか。

当たり前の話をすると、良い方法ならばこだわればいいし、アドバイスされた方が良いならこだわらない方がいい。

判断材料として「自分の方法」であることにどれだけの重きをおくか、とも言えます。本来の良し悪しを考えず、自分の方法だから良いと考えるのは間違いだし、アドバイスされたらそれがいいと考えるのもおかしい話。

当たり前のことですね。

そこで「理由を問うことの大切さ」という話になります。アドバイスされたけど、自分の方法を続けた方がいいのかな?アドバイスに従った方がいいのかな?どちらにしても「その理由は?」と問うてみることは大切です。

ちゃんとした答えは出ないかもしれませんし、そもそも答えなんて誰もわからないのかもしれません。「なんとなく」しか言えないかも。でも、それでも、「その理由は?」と問うて、考えることには意味があります。

自分が寄って立つ考えが明確になり「いままではこちらの道を選んできたけれど、もしかしたら別の道もアリなのでは」と判断するきっかけになるからです。

そんなことを考えていました。

もともと考えていたのは「学ぶのが上手い人と下手な人を分かつものは何か」という問いでした。それを考えているうちに「理由を問う」という単純なアクションの重要性を考え始めたのです。

「こうじゃなきゃダメだ」という考えは、うまくいくこともあれば、うまくいかないときもある。理由なしにこだわるのは良くない。でも理由はわからないこともある。しかし全く問わない手はない。そんな流れで思考は進んだのです。

別の言い方をすれば、自己の客観視でもあるし、#メタ の話かもしれない。あるいはまた「自分のこだわりを守ること」vs「目的の達成」という話かもしれない。

いずれにしても、たいへん基本的なテクニックとして「そう判断する理由は?」と問う(自問する)ことは有効そうだ。

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(*'-'*) .。oO(ここまで17ツイート、30分弱。これを書き始めるまでに考えていたのは2分ほど。思考と表現にかかる時間の差は大きいなあ。

たまたまですが、昨日の夜に話題になっていたこのツイートも、まさに「理由を問う」ということだなあと思いました。

https://twitter.com/hifumix_0123/status/1128584764179353600?s=21

2019-05-15 (Wed) 01:26:19