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質問(問題解くときの詰めの甘さを解消したい)

まず、自分の問題の解き方について「詰めが甘い」と気がつくというのはすごいことです。自分の解き方を客観視してるわけですから。(続く)

#結城浩に聞いてみよう
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次に考えるのは、あなたが「詰めの甘さ」と表現した部分をもっと精密に表現することです。できれば文章に書いて、具体的に。つまり、「対策を考える前に、起きていることを分析しよう」ということ。

あなたが問題に向かっているとき、あなたの心の中で何が起きているのか。それがどのように解答に影響を与えているのか。それをしっかり考えてください。それがわからないうちに、闇雲に対策しても意味はありませんし、よくなったかどうかもわかりません。

あなたのいう「詰めの甘さ」を明確にしよう。たぶん複数のポイントが見つかるはず。それを見つけてから、よく考えてみてください。以上です。

少し補足します。たとえば「場合分けでのとりこぼし」をあなたは例に出しました。あなたはどういうふうに数え上げようとしたか。それで漏れたのはどんな場合か。どうしてその漏れが発生したのか。「うっかりミス」や「勘違い」と言いたくなるのをぐっと堪えて、もっと精密に考えるのです。

「前の問題解けてたら解けるはず」というのは誘導付きの問題のことでしょうかね。それも同じです。なぜ解けなかったかを精密に考えてみる。「閃かなかった」や「普通気付かないよこんなの」と言いたくなるのをぐっと堪えて、なぜ解けなかったか、自分が何を持っていたら解けたはずかを精密に考える。

《数学の問題を解いているあなたの行動》と《数学の問題を解いている自分を観察しているあなたの行動》とのあいだの両方において、抜けはないか、考え違いはないか、という方向できっちりと考えを進めてみる。四角い部屋を丸く掃除するような感じではなく、すみずみまできっちり。

以上です。がんばってね!

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2018-12-06 (Thu) 21:30:34