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「繰り返しに耐える」ということをよく考えます。

結城はマジックが好きで、特にテーブルマジックが好き。観客の目の前でマジシャンが演じるいわゆる「クロースアップマジック」が大好きです。

YouTubeで以前、前田知洋(まえだともひろ)さんのクロースアップマジックを見てめちゃめちゃ感動しました。何度繰り返し見てもおもしろい。何度リピートしても驚く。ぶっちゃけ、種を知ってても驚く。そういうマジックです。

マジックの基本は、同じマジックを二回やらないというものです。でも、前田さんは違う。元SMAPの中居くんの前で何度も何度も何度も同じマジックをやってみせる。中居くんは「ばかにしやがって〜ぜってー見破ってやる」と言いながら、楽しそうに毎回のマジックを見る。あれがとても好き。

もしもマジックが、何が起こるかわからないからおもしろいとしたら、二回みたいとは思わない。もしもマジックが、人の目を欺くだけならば、タネを知ったらもう見なくなるかもしれない。でも、前田知洋さん( @tomo_maeda )のクロースアップマジックは違う。何度見てもまったく飽きない。

@tomo_maeda 結城はけっこうしつこい性格をしています。毎日毎日同じ音楽(バッハのフーガの技法)を聞きます。何度も何度も同じものを聴き、何度も何度も同じものを見る。「繰り返しに耐えるもの」がホンモノだと思っているからです。

@tomo_maeda 繰り返し、繰り返す。でもまったく飽きないとしたら、その理由は何だろうと思う。その理由を結城は知りたい。フーガの技法を聞き飽きないのはなぜか。前田知洋のクロースアップマジックを見飽きないのはなぜか。その理由を知りたい。その技法を、そのマジックを知りたい。

@tomo_maeda それはなぜかというと、結城自身がそのような本を書きたいからだ。何度読んでも飽きない。少し間をおいて読み返すと、必ず(必ず)あたらしい発見がある。そのような本を書きたいと常に思っているからだ。繰り返しに耐える… https://twitter.com/i/web/status/883572230432497665

@tomo_maeda 本は、文字が印刷されて固定され、読者のところに届く。しかし、それにも関わらず、読み返すと新しい発見があるとしたら、それはすばらしいことではないだろうか。言い換えるなら、その本は命をもっているのだ。接するたび… https://twitter.com/i/web/status/883572569537888257

@tomo_maeda 結城は、繰り返し読んでも面白い本を書きたい。再読に耐える本を書きたい。来年も、再来年も、五年後も、十年後も、再読するたびに新しい発見がある本を書きたい。それは、自分の本に命を吹き込みたいという願いだ。自分の… https://twitter.com/i/web/status/883573036183453697

(しまった、連ツイに前田さんを巻き込んでしまった。ごめんなさいm(_ _)m)

「繰り返しに耐える」ということをよく考えます。繰り返しに耐えるものこそホンモノであると思いがあるからです。そして、自分も何とかして繰り返しに耐えるものを生み出したいからでもあります。それは自分の作品に命を吹き込むことであり、読者に大きな喜びと驚きを伝え続けることでもあるのです。

連ツイ
>繰り返しに耐えるということ
http://rentwi.textfile.org/?883569357040664580

思いがけず、以下のツイートにクロースアップマジシャンの前田知洋さんからお返事いただいて感激!
https://twitter.com/hyuki/status/883571084640919553

2017-07-08 (Sat) 15:12:05